薪ストーブ

スイッチ一つで何でもできる便利な世の中であえて手間をかける？
トレッキングやランニング等身体を動かすことに似ているのです。
自分で体を動かして、達成感を味わいたい。
苦労をすればするほど、完遂したときの景色は違うことを知っているからです。
薪ストーブも同じなんです！
薪を割ってまず体を動かすことの爽快感。割った薪を積み上げれば達成感を覚えます。
そして冬がやってきて・　・　・　・　その暖かさは格別です。
火をおこす、火をあやつる、火を育む作業は演劇の舞台に例えれば演出家です。
焚き付けから徐々に炎があがり、華麗に炎が育った時の満足感は薪ストーブオーナーの特権です。
じっと炎を見守っている時の心の穏やかさは何物にも勝る貴重な時間です。
薪ストーブにかける時間は、贅沢な娯楽ですが実用性に富んだ娯楽でもあります。
他のレジャーと違い、薪ストーブを使うという事がレジャーそのものです。
薪ストーブを焚くことは　本物の豊かさを求めているのではないでしょうか？
オーナー自身の手で薪をつくったり、その薪を焚いて、心静かに物思いにふけること。
薪ストーブは手間のかかる道具です。
本物の豊かさへと導いてくれる道具でもあります。